NON STOP SALSA

最近スパムコメントがやたらと多いので承認つきにしています。携帯で出先からもばしばし承認するのでコメントいただいた方は少しだけ待っててくださいな。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ
基本的にはこんなことぐだぐだ書くんだったらさっさと踊りにいけって話だし、元々ミュージシャンで後にサルサダンスを始めたという方に限って共感してもらえる内容だと思うので、興味がある方だけ読んでくださいな。長文なわりに面白くないかも。

でもサルサはじめてからずっとモヤモヤと考えてたことなので、1回だけ野暮なことやらせてもらいます、正月だけど。



ずっと長い間バンドをやってきました。パートはギター。最近までずっとやっていたチキチキマシンというバンドでは7人~8人ぐらいの編成で、これはポピュラー音楽では少なくはないほうかもしれません。

そこには優秀なキーボーディストサックスの人がいたので、ギターはコード感を出したり延々とソロを弾いたりする必要がなかった。もとよりギターは(音を歪ませたり機材でエフェクトをかけたりしないかぎり)音色に倍音は乏しく、好みの問題を除いていえばアンサンブルの中で主張に乏しい魅力の少ない音であったはず(だからこそギタリストは機材の話が大好きなわけだけども)。

その中で自分がギターを使って何をやっていたかというと、合いの手。これにつきました。リズムもコードもすでにあるし、歌もソロ楽器もある、と。残されたものは音色的にもフレーズ的にも隙間をうめていくのが一番よいと考えたわけです。

歌やソロ楽器が途切れた瞬間を狙って、一番効果的な音色とフレーズで一瞬の間を埋める。そういうところに存在価値と面白さを見出していました。

要は、土台がもうあるので自分はある意味主役を邪魔せずに、逆にそれを盛りあげるという条件のもとで自由にギターで歌っていればよかった。


一方それ以外のバンドではどうしていたか?

個人的には人数の少ないユニットに面白さを感じていました。

人数が少ないというと、一人(ギター一本の独奏)、二人のデュオ、3人のトリオあたりぐらいまでかなと思うんだけど、特に好きだったのはギターとボーカルのデュオ。

何が面白いかというと流れを意識できるところでした。

前述のような人数の多いバンドだと、誰がという意味でなく、中心となるリズムの流れやグルーブがあり、それに対しての自分の位置を考えればよかった。

それに比べて二人のアンサンブルでは、たかだか二人なのでその流れというものを意識して作っていかないといけない。特に伴奏側がその土台を作ってその上にボーカルが乗っかるイメージです。

でもただメトロノームのように正確に演奏していればいいかというとけしてそうではなくて、歌が最大限に生きるように、強弱やテンポなどを歌に対して最適な位置にもっていってボーカリストと聞き手にとって一番気持ちがよい環境を作るという作業になる。

その環境の上で歌い手は、ギターより(リズム的に)前にいったり後ろにいったりダイナミクスをつけたり、いわゆる"歌う"という行動をとる。聞き手はその歌を聞いてなにかの感想や感情をもち、うまくいけば感動する。

でも伴奏する側からいわせてもらえば、歌っているのは歌い手だけども、歌わせているのはこっちだ、ぐらいの自負があるのです。あくまでうまくいけばの話だけど。

単に打ち込みのような正確なだけの伴奏でもなく、歌い手の感情を無視した自分勝手にゆらいだバッキングでもなく、ボーカリストがもっとも感情移入できて気持ちのよい空間を作ることが大変面白い。その上でボーカリストは不安になることなく自由に自分の最高のパフォーマンスを発揮してくれたらこれ以上の喜びはないですね。

これがトリオとなるとどうなるか。土台側が一人になったり二人になったり、みんなで土台になったり、、、特によくやっていたドリーというユニットは決めごとをほとんど作らず、いけるところは全員でもいくぜ!みたいなのが信条でもあったため、この役割分担がめまぐるしくかわっていたりした。これはこれでスリリングでもあったけども、やはりデュオの歌伴とはかなり気持ち的に違っていたように思います。パーカッションもいたし。たとえていうと漫才の二人コンビとトリオみたいなもんかもしれない。

ちなみに一人でやる独奏はこれをすべて一人でやるのでとても大変。自分は一度もうまく演奏できたことがありません。この形態は聞くの好きでも演奏は好きではなかった。そういう意味でクラシックギター奏者はとてもすごい

というわけで前置きがかなり長くなりましたが、サルサのリードとフォローの関係はこのギターとボーカルの演奏の関係と似ているのではないかと思うわけです。

歌っているのはボーカリスト、歌わせているのはギタリスト
踊っているのは女性(フォロワー)、踊らせているのはリーダー(男性)
よく、「サルサは、女性の動きをいかにきれいにみせるか、だ」とかいわれることがあるがまさにこんな感じです。

サルサダンスは常に曲があって、そのリズムの上でリードとフォローの関係を展開しながら踊りを作っていくわけなんだけども、そのときのリードする自分の気持ちがボーカリストの伴奏をやるときのそれととても近い。

違うのは楽器を使わず自分の体で表現するということと。同じなのは一人でなくて相手がいるということ。相手がいるということは、ただひとつの正解はなく、理想はあってもそこに到着することはないということ。

それらもろもろ含めた要素が、あのラテンの独特なリズムの上に展開できること。これがサルサの面白さなんではないか、と強く思います。

あとはそれらが(多くの場合)1曲ごとに相手をかえて、曲も毎回かわっていく。これは正にセッションですね。自分的にいうと真剣勝負です。もちろん目の前の女性との勝負でもなく、フロアにいる他の男性との勝負でもない。いかにその1曲の中で相手も自分も気持ちよい瞬間を持続できるか。これに命かけてます。


また違う見方をすると、自分はギタリストで、相手の女性(フォロワー)はギター。で1曲まるまるギターソロを弾いているような感覚でもある。

ギターって特に海外ものは同じモデルでも1本1本個性があるし、中古楽器なんかはその前の持ち主のクセが露骨にあわられたりします。

ギタリストはそのギターのクセをつかんで把握しながらそれを曲の中で一番いかせる形でメロディやコードを弾いて行くわけですが、その感覚とも近い。

そのギターがよく鳴るポジションやいきる音色などが個体別にありますが、力でねじ込むのではなく(たまにはそういうときもあるけど)、曲の中でソロを弾くときにクライマックスでそのギターの一番いいところを出せるようにもっていき、一番いい音色で鳴らしてあげる。

サルサのときもまったく同じです。

10人と踊ると10人とも感覚は違う。そのときそのときでその人の一番いいところを曲に合わせて出せるように、最終的に相手が気持ちよく踊れるようにリードする。

そんなところがサルサ(特にリード側)の楽しみであり、1曲踊るたびにこんなことを感じてるというわけです。

そんなわけで、演奏経験があってあと体が動かすのが好きでラテン音楽が好きなら絶対にサルサにはまると思う次第。


結構長くバンドをやっていた後にサルサダンスをはじめた人で同じようなこと感じている人いますかねー。いると思うんだけどなー。



なにはともあれ、今年も元気でたくさん踊れるといいな。去年はなんだかんだで結局半年ぐらい踊ってない時期があったからね。皆さん今年もよろしくお願いします。
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

素敵なお話ですね。
たくさん頷けました。
私は昨年からボイストレーニングを始めました。
身体ではなくて、声も表現できたらいいなって思って。
今年は歌う場ができたらいいなぁなんて思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします♪

  • 2007/01/04(木) 18:33:21 |
  • URL |
  • じらっふぇ #-
  • [編集]

じらっふぇさん
ボイストレーニングですか!ずっと昔一度だけうけたことがあります。すごく面白かったような、、

ここ数年感じたことですが、どうやら自分は体だけを使って何かを表現することがやりたいみたいです。それを練習して身につけていく過程も楽しいし。

なので声による表現も興味ありあり。いつか発表の場があったらぜひ声かけてくださいね。
今年もよろしく!

  • 2007/01/05(金) 13:14:25 |
  • URL |
  • てつ #/.OuxNPQ
  • [編集]

あけおめです

楽器が出来る人はこんなこと考えてるんだな~って、面白く読ませてもらいました。
でも1曲1曲が全てセッションっていう感覚はすごくわかります。
音の取り方もリードの仕方も、100人いたら100人違いますしね。
でも、だからフリーで踊るのって止められないんだなーと思いました。

  • 2007/01/05(金) 13:32:49 |
  • URL |
  • ジュンコ #-
  • [編集]

ジュンコちゃん

フリーで踊るのがセッションなら、パフォーマンスはバンドでやるライブにそっくりです。同じメンバーで同じ曲を何度も繰り返し練習して完成度をあげてお客さんの前で披露する。

フリーとパフォ、どちらも面白いところや難しいところがありますが、今はフリーでの完成度やテンションを上げていきたいなと思ってます。パフォをやりたくないってわけではないんですが。

でも両方やってナンボかもしれませんねー。

  • 2007/01/05(金) 18:24:43 |
  • URL |
  • てつ #/.OuxNPQ
  • [編集]
このページのトップへ

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://strings6.blog14.fc2.com/tb.php/461-dfa29c74
このページのトップへ

Information

てつ          
  • Author: てつ          
  • ■5年前にやっていたバンドのサイトのいちコンテンツだったこのブログも名前を変えてまだまだ継続中。

    その間にサルサというダンスに大きくはまり、ついにはブログのタイトルにまでして内容もほぼサルサ一色になってしまったこともあるけれど、ここにきてまた大きく方向を転換しそうな状況です。

    といってもサルサを辞めてしまうわけではけしてなく、より大きなくくりでの音楽、ダンスというものに邁進していく所存。その軸はおそらく一生変わることなないでしょう。

    しかし最近ではそれに加えて耐久系のスポーツにも手を染め始め、本当に大丈夫かと自分でも思わんばかりに活動範囲を広げています。

    実際の体力はもちろんのこと、新しいことを始めるための精神的体力はもっと無くしたくない。いつも心の翼を広げていろんなものを俯瞰し、夢中になれるものにはためらうことなく心血を注いでいきたい。

    ■最近のキーワード
    ・音楽
    ・ダンス
    ・耐久系スポーツ
      ラン
      バイク
      スイム
    ・山、海
    ・カラダ年齢
    ・ヨガ
    ・格闘技
    ・チャラい外見
    ・玄米菜食

    (2009.5.27)

Search

Calendar

07月 « 2017年08月 » 09月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。